サンドペーパーの選び方

DIY初心者の方がいざ制作に取り掛かろうと思ったときに、
意外と迷うのがサンドペーパー(紙やすり)の選び方。
サンドペーパーの粗さやザラザラの具合のことを番手と呼び「#」と表記します。
数字が小さいほど目が粗く、大きいほど目が細かくなります。

ホームセンターに行くと、実に様々な種類のサンドペーパーが揃っていて、
どれを買えばよいのか分からないという質問をよく受けます。
ミッケストリートが販売する木材を使用するのでしたら、
まずは#180〜#240程度のサンドペーパーを揃えておけば大丈夫。
これで、面取りや木口の仕上げ、塗装の下地調整まで出来てしまいます。

ひとつ豆知識ですが、サンドペーパーを切る時は最初に「谷折り」にするのがポイントです。
最初に「山折り」にしてしまうと、切り口がボロボロになってそこから破けやすくなってしまいます。

#40〜#100 荒目 (あらめ)
#120〜#240 中目 (ちゅうめ) ← 工作用などでは仕上げにも使われ用途がもっとも多い番手です
#280〜#400 細目 (さいめ)
#400〜#800 極細目 (ごくさいめ)
#1000〜#2000 超極細目 (ちょうごくさいめ)

木の種類

Mikkestreet(ミッケストリート)で取扱っている木材の種類をご紹介いたします。

【 ポリ合板 (ポリエステル化粧合板) 】

化粧紙と合板等を貼り合わせた上にポリエステル樹脂を塗布し、
フィルムをかけてロールで樹脂を延ばして硬化させたモノです。

色の種類が多く、パッと見わからないくらいの木目のテクスチャーが入ってるものなど、表面の種類は豊富です。また、比較的手に入れやすい価格で、加工もしやすいため、DIYには取り入れやすい板材です。

Δ 厚み:2.5mm/4mm

【 ベニヤ 】

薄くスライスした木材のことで、ラワンベニヤは3層に
繊維方向を90°互い違いに重ねて熱圧接着した木質材料です。

Δ 表面材:ラワン/シナ
Δ 厚み:2.5mm/3mm/4mm/5.5mm

【 合板 】

合板とは薄く切った単板(ベニヤ)を繊維方向を90°互い違いに重ねて熱圧接着した木質材料のことです。
厚みが増えればそれだけ積層の枚数も増え、重さがあります。
合板は英語でPlywoodと呼びます。

Δ 表面材:ラワン/シナ/ラーチ/ など
Δ 厚み:9mm/12mm/15mm/18mm/21mm/24mm/30mm

【 突板 】

突板(つきいた)は、木材を0.2〜0.6mmに薄くスライスした板材です。
希少性の高い木材や美しい木目の木材が用いられ、
突板を表面に用いた合板は天然化粧合板と呼ばれています。
安価でメンテナンスも楽でデザイン性にこだわるなら突板がおすすめです。
表面材の種類は樹種の数だけあるのでとても豊富です。

Δ 表面材:タモ/ナラ/ブナ/メープル/チーク/ブラックウォールナット など
Δ 厚み:2.5mm/4mm
Δ 価格:樹種によって価格差があります

【 ランバー 】

心材(コア)の表面にベニヤを張った合板です。
厚みの割に積層合板より軽い板材です。

Δ 表面材:ラワン/シナ
Δ 厚み:12mm/15mm/18mm/21mm/24mm/30mm

【 集成材 】

棒状にした木を接着材で貼り合わせたものです。
ねじれなどの狂いは少なく、品質が安定しているため、必要な強度が確保しやすいです。
接着剤を使用していますが、安全性が基準で設けられており、大手ハウスメーカーでも広く採用されています。
種類は樹種の数だけあるのでとても豊富です。

Δ 表面材:パイン/ゴム/タモ/ナラ/タケ など
Δ 厚み:15mm/18mm/20mm/25mm/30mm/40mm

【 無垢 】

伐採した木で、切る箇所によって呼び名も違います(板目・柾目・追柾)
日本の四季や風土の影響で、膨らんだり痩せたりします。
質感と経年変化を楽しむ重厚な一生物なら無垢がおすすめです。

【 OSB 】

薄い削片状にした木片を配向させて積層し、接着剤で高音圧縮した木質ボードです。
同じような削片板には、MDFやパーティクルボードなどがあります。

Δ 厚み:9mm

接着剤の種類

木と木を接着するための接着剤。接着材の中でも種類があり、それぞれに特徴を持っています。そこで、一般的に使用する接着剤を用途と特徴に分けてご紹介いたします。

【 一般的に広く愛用されている木工用ボンド 】

_木工用ボンド 速乾(コニシ)

誰もが一度は目にした事のある木工用のボンド。

木材と木材はもちろん、紙、布、フェルト、パーティクルボード、石膏ボード、発泡スチロールなど様々なモノの接着に利用できます。少し水に溶いて塗りやすくすることもできます。

このボンドは家具を作るプロの職人も通常に使用します。サイズは色々あり、量が多い方がお買い得ではありますが、多く残り過ぎて、次回使う時がなかなかやってこない、久しぶりに使おうと思ったら固まってしまっていた。なんてこともあるでしょう。

ミッケストリートでは小さいサイズのモノを販売しております。

→ 木工用ボンドはこちらのミッケストリートで購入できます。

ボンドがはみ出してしまった場合は、塗れた布で綺麗に拭き取ってあげましょう。残しておくと、塗装などをする場合にその箇所だけ塗れない場合があります。ご注意ください。

接着面全体に「薄く均一に」塗るのがポイントです。

Δ 特徴
・水性なので水で拭き取れる
・乾燥後はほぼ透明に仕上がる
・ホルムアルデヒド・フタル酸系可塑剤をしようしていない
・耐水性を必要とする用途には使用できません

 

【 速乾性・研磨性に優れた接着材 】

_タイトボンド original (フランクリン)

50年以上、業界で愛用され続けている標準的な接着剤。
速乾性に優れ、乾燥後は上塗り塗料にも影響されず、
ヤスリなどで研磨も可能な、アメリカ製の接着剤です。

→ タイトボンドはこちらのミッケストリートで購入できます。

Δ 特徴
・強力な初期接着力
・硬化速度が早い
・乾燥後の接着剤の上に塗装を塗っても接着効果に影響はない
・耐溶剤性、防カビ性に優れている
・高い耐熱性と耐溶剤性
・硬質木材から軟質木材他 ほとんどの多孔質基材に使用
・有害な有機物質を含まない
・水で拭き取れる

Δ 仕様
・使用温度は10度以上
・オープンタイム:約5分
・クローズドタイム:10分〜15分

※オープンタイム:接着剤塗布後、貼り合わせるまで放置できる許容時間
※クローズドタイム:接合後、被着材を動かして微調整できる許容時間
※どちらの時間も気温21度、湿度50%の場合

 

【 速乾性・耐水性に優れた接着材 】

_タイトボンド ultimate (フランクリン)

速乾性に優れ、より長いオープンタイムとより低い可使温度を実現させた接着剤。アルティメットは耐水性にすぐれ、屋外の木工用にも適しています。安全性と耐水性を兼ね備えているため、お皿やカトラリーなどにも使用可能です。

→ タイトボンドはこちらのミッケストリートで購入できます。

Δ 特徴
・早い接着力
・FDA(アメリカ食品医薬品局)の基準をクリア
・ANSI(米国規格協会)/HPVA(米国広葉樹合板&突板協会)TypeI耐水基準をクリア
・高い耐熱性と耐溶剤性
・硬質木材から軟質木材他 ほとんどの多孔質基材に使用
・有害な有機物質を含まない
・水で拭き取れる

Δ 仕様
・使用温度は8.3度以上
・オープンタイム:約5分
・クローズドタイム:20分〜25分

※オープンタイム:接着剤塗布後、貼り合わせるまで放置できる許容時間
※クローズドタイム:接合後、被着材を動かして微調整できる許容時間
※どちらの時間も気温21度、湿度50%の場合

便利な模様替えの珪藻土

お家のクロス、塗装面の模様替えを簡単にできる塗料の御紹介です。

フジワラ化学株式会社製「エコプラスF」

この塗料は、ローラーやスプレーガンで塗る事が可能な珪藻土です。

珪藻土は普通の塗料と違い、有害なホルムアルデヒドの吸着・分解もする上、室内の湿度が高くなると湿気を吸収、また乾燥した時には湿気を放出し、急激な湿度変化を抑制する働きがあります。

建物の調湿調整をサポートをしてくれます。

従来の珪藻土より繊維が少ないため、吸湿性や強度はすこし少ないですが、誰でも気軽にローラーで塗る事ができる、リフォーム・模様替えにはうってつけの塗料です。

色数も多く、お好みで調色もできます。ちょっと変えたい、模様替えしたいとお考えの方に、簡単に塗れる珪藻土はいかがでしょうか。

気になる方はこちらからお問合せ下さい。